このたびHideharu Fukasaku Gallery Roppongiでは、2024年1月11日(木)より「深作秀春 眼脳芸術論展 モネ編」を開催致します。2024年弊廊最初の展覧会です。
深作は、眼科外科医として世界の第一線で活躍しながら芸術家としても創作活動を展開し、多彩な表現で独自の世界を描いています。医学を究めると同時に「医食同源」をコンセプトにしたレストランの経営と、FEIグループ統括理事として3店舗の画廊運営にも携わり、若手作家の支援や日本のアートシーンを精力的に牽引しています。
2024年は恒例の作品展から趣向を変え、深作の著書『眼脳芸術論』に着目します。『眼脳芸術論』は2012〜14年に美術雑誌『美術の窓』にて連載された「眼と脳がアートを創造(つく)る」を加筆修正した書籍です。 人は歳を追うごとに視力が衰えます。そして、芸術家も我々と同じく様々な眼病に悩まされています。深作は自ら現地を訪れ、作家の処方箋資料に目を通して、制作年代のわかる作品の眼病前後の違いや変化を書内で解説しています。通常の美術評論とは異なり、現役の世界的眼科外科医が医学的な見地に立ち芸術論をまとめた非常に興味深い内容です。今展では、白内障に冒されたクロード・モネを取り上げます。あわせて深作の油彩・水彩・スケッチなどを紹介致します。
※同時開催「深作秀春 眼脳芸術論展 ムンク編」2024年1月11日(木)~1月26日(金) Hideharu Fukasaku Gallery Yokohama