このたび、Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi では「中澤美和展 -ままならない形-」を開催致します。
近年は「理想郷」をテーマにした作品を発表する中澤。中国山水画をベースにした雄大な風景描写が特色です。
中澤の描く風景は、作家自身が生きてきた時間を見つめることで生まれた心象風景です。モノクロームで描かれる山並みや雲は流動的な形象で、過去から現在、そして未来へと続く時間の流れ・命の繋がりをも感じさせます。
この繋がれていく姿こそ、中澤が求める「理想郷」といえるのかもしれません。
会場では迫力ある風景作品が並ぶ予定です。自身を真摯に見つめることで見えてくる心の風景を是非ご高覧ください。