東尾文華-華榮-

2024年 4月 01 日(月)

2024年 4月 13 日(土)

東尾文華展DM画像

このたび、Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi では「東尾文華-華榮-」を開催致します。

 東尾は日本大学芸術学部にて版画を専攻、現在日本大学大学院博士後期課程に在籍中です。第45回全国大学生版画展収蔵賞(2020年)・日本大学芸術学部湯川制賞(2022年)・FACE展2024入選(2023年)、最近では第22回南島原市セミナリヨ現代版画展にて準大賞(渡辺千尋賞・2024年)を受賞するなど受賞・入選歴を重ね、今後の活動が期待される作家です。

 水性木版画と銅版画を併用した技法を用い、主に女性をモチーフに作品を発表する東尾。表情を大きく捉えた構図は観る人を惹きつけます。木と水性絵具のもつ柔らかさが人物に優しさと瑞々しさを与える一方で、銅版画の強弱ある際立った描線が人物の心に秘める様々な感情も描き出します。

 とりわけ東尾が制作において重視するのが、人物の肌や髪、メイク、服装です。それらの違いを描き分けることで、人物の個性も浮かび上がってくるようです。そこには、メイクやファッションが辛いことや悲しいことを癒す小さな幸せという東尾の思いが込められています。豊かな色彩を幾重に纏い、生き生きとした女性たちの姿は、私たちに生きる喜びと勇気を与えることでしょう。是非ご高覧ください。


■作家ステートメント

 私は主に、女性をモチーフに、水性木版画や水性木版画と銅版画の併用で作品を制作しています。
 私の中で、木版画は木の温もりが人の肌の温もりや優しさに繋がっており、さらに水性木版を用いることでより瑞々しく、優しい印象を作り出せると考えています。特に大きな水性木版画作品では、ぼかしや微妙な違いの色味を摺り重ね柔らかい印象を作り、アクセントになる色も加えつつ、インパクトのある作品になる様制作しています。
 そして銅版画では、様々な方向から交わる線の重なりや、深みのある凹凸を版に刻み、紙に刷りとることでインクが盛り上がり、うちに秘めた複雑な感情をも表現することができると考えています。
 また作品を通して、生きることの喜びや辛さなどを伝えたいと考えています。そして肌やメイク、髪の毛、服などもこだわって作品を制作しています。人によって違いはあるかもしれませんが、辛いことや悲しいことがあった時、 人は何か小さな幸せを見つけて生きているのではないかと思っており、私の場合、それはメイクやお酒落をすることです。そういう、少しの自信と小さな勇気を身につけて前に進んで欲しい、と自身や鑑賞者に願いながら制作をしています。

東尾文華-華榮-

参加作家:

東尾文華

会期開始:

2024年 4月 01 日(月)

会期終了:

2024年 4月 13 日(土)

開始時間:

11:00

終了時間:

19:00
※最終日:17:00まで

入場料金:

0円

休廊日時:

日, 祝

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