このたびHideharu Fukasaku Gallery Roppongiでは、ワイントップアーティスト アレトコレココの個展を開催致します。
アレトコレココは京都市立芸術大学で彫刻を専攻、立体制作やインスタレーションの発表を経て2018年に「ワイントップアーティスト」として活動を開始します。ワイントップアートとは、ワインの蓋(キャップシール)やコルクの栓など捨てられる廃材を素材に、色や形状をそのまま生かし作品を制作する、作家が築いたアートジャンルです。
制作のコンセプトは「今、ここ(地球)に生きる」。作家が幼少期から敬意を払う動物をモチーフに生き物の美しさ、尊さ、個性を表現します。「人間社会で生きていると今同じ時間に野生の動物たちも生きていることを忘れがちになるが、その生き物たちと共存する術を生き方に盛り込めないだろうか?」という問いかけを自身に投げかけて制作していると言います。
動物たちと人間が共存する方法を考えたいという思いから展覧会名を決定したという作家。素材はレストラン等からの協力で回収した廃材を使用、アート活動が作家のみで完結せず社会と繋がることも大切にしています。
本展では新作を含む、多数の作品を紹介予定です。動物の魅力と生命の尊さ、そして廃材が価値のあるものへと生まれ変わる驚きを感じられる展示です。
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■アレトコレココ(Coko Aretokore) 大阪府出身。京都市立芸術大学 彫刻科卒。
「ワイントップアート」という新しいアートジャンルを築く。ワイントップアートとは、捨てられるはずのワインの蓋やコルクを素材とし、着色はせずに、素材の色をいかして主に立体作品を制作する。
「今、ここ( 地球) に生きる」をテーマに、愛する動物をモチーフに生き物の美しさ、尊さ、個性を表現する。 動物たちと共に地球に生きる人間としての意識を行動に起こすために、売上の一部を動物保護活動に寄付することも活動の一環としている。
東京をはじめ、大阪や愛知など全国で個展やグループ展に出品。フランスでのアートフェアにも出展して海外にも積極的に出展。また様々なアートフェアでの受賞歴も多い。
■主な受賞歴
2022 審査員特別賞( 小林貴賞 INTERART 7)「Independent Tokyo2022」
2022 審査員賞( 荒木夏実賞)「SICF 23」
2021 北野美術館賞、Chignitta 賞「OSAKA INTERNATIONAL COLLECTION 2021」
2021 スポンサー賞、レビュアー賞二点「Unknown Asia 2021」
2020 スポンサー賞、レビュアー賞二点「Unknown Asia 2020」
■主な個展
2024「What lies beyond – 見つめるものの先-」阪神梅田本店ハローカルチャー2,大阪
2023「ANIMALIA!Ⅱ」Gallery TK2、東京
2023「ANIMALIA!」阪神梅田本店ハローカルチャー2、大阪
2023「Wine Top Art アレトコレ ココ展」日本橋高島屋本館、東京
2022 On the Earth / Gallery CENTENNIAL、大阪
2021 Amazon /同時代ギャラリー collage plus、京都
2020 Spring Celebration / a&w、大阪
2019 Wine Top Art Exhibition /マニフェストギャラリー、大阪