Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi では、2025年2月20日(木)より安藤祐実の個展を開催します。
弊廊近隣に所在する東京都港区六本木の国立新美術館では、毎年2月に首都圏の私立美術大学による合同卒業・修了制作展示「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」が開催されます。その期間に合わせ、弊廊も将来的に有望卒業・修了後まもなくの作家にスポットを当てた企画展を開催する運びとなりました。
名古屋芸術大学にて日本画を専攻した安藤は、自分の考えや感情を人物画に託して表現してきました。自画像のようでもあり自画像ではないような人物の表情は、内省的で深遠さを感じさせます。
本展は「ベールにふれる」のタイトルで新作を紹介します。そこには、自分と対象(本質)の間にあるものを「ベール」と名付け、本質に届きそうで届かない、それでも本質を掴もうと手を伸ばす作家の思いが窺われます。作品から広がる作家の心の世界をご高覧ください。
■安藤祐実 Yumi Ando 2021 名古屋芸術大学美術学部日本画コース 卒業 2023 名古屋芸術大学大学院美術研究科日本画制作 修了 現在 名古屋芸術大学日本画コース 助手