このこのたび、Hideharu Fukasaku Gallery Yokohamaでは、2023年10月16日(月)より「人と間と性」を開催致します。出品作家は、 i k e d a a y a k o、一条美由紀、桜井裕子の3名で『人間本来の生き様』をテーマにした展示です。
i k e d a a y a k oは、最近では地球環境にも配慮し天然素材の絵の具を使用するなどしています。作品も、自然と人間が溶け込んでいる絵が多く見られ、人間もまた自然の一部、木々や川水と細胞レベルで溶け込んでいる作品です。そこには長い時間が共に流れている感覚があります。
一条美由紀は、日常の何気ないほんの一コマ、思わずため息をついた時のような人間の本性を切り取り、版画やドローイングに残しています。
画面からは説明のつかない「やるせなさ」「気だるさ」が作品に漂います。
桜井裕子は動物を中心に制作していますが、その中に人間を含めた生き物の性を表現しています。逆に人体を用いないことで、よりリアルな人間の性を表すことができるのかもしれません。最強3人による展覧会です。