Hideharu Fukasaku Gallery Roppongiでは、ガラス造形作家 輪島明子の個展を開催します。
大学在学中に吹きガラスを始めた輪島は、卒業後ガラス工房への就職・デンマークへの留学を経て、2012年富山で自身の工房を開設、作品を発表しています。
輪島の作品は、ガラスの透明性・不透明性、柔らかさ・硬さという相反する特性を活かした造形が特徴です。作品それ自体の形と、内側の空間を一度に見せることのできるガラスの可能性は、見る人はもちろんのこと作家も惹きつけています。
本展では、山の稜線から着想を得た作品を紹介します。ガラスの持つ透明感と光の加減が生み出す輪郭の形と美しさをご覧いただけます。
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■輪島明子 Akiko Wajima
2000 静岡大学農学部森林資源科学科卒業
2000-2003 静岡リサイクル事業協同組合 グラスイン駿府工房 スタッフ
2003-2007 ボンホルムガラス陶芸学校ガラス科(デンマーク)
2008-2011 (財)富山ガラス工芸センター スタッフ
2012 富山市にアトリエ「Aki-Kos Glass」を構える