Hideharu Fukasaku Gallery Yokohamaは、陶芸の概念に囚われず、新しい表現を追求する陶芸作家たちによるグループ展、「土浪漫展」を今年も開催いたします。
陶芸の概念にとらわれない、「形作ること」「造形」への探求心が、工芸を超えた表現としての陶の芸術を実現しています。
参加作家: 相川くるみ・宇多田理恵・高橋順子・三尾忍(50音順)
相川くるみ
描いた模様が水で削られ、凹凸を出して浮かび上がってくる。
シェラックレジストという技法を主に使いながら器を制作しています。
日々目にするような小さな草花や、並んだ点やくるくるとした線などの手書きのラインをモチーフとして描いています。
宇多田理恵
刻一刻と変化する土との対話を通じて、感覚は研ぎ澄まされていきます。 制作の充足感、あるいは素材からのメッセージを糧に、よりよい作品づくりに取り組んでいます。
高橋順子
天草陶土(有田焼に使われている土)、有田の呉須を使って上質な手仕事をお見せできればと思います。
三尾 忍
岐阜県土岐市を拠点に活動する陶芸作家。動物にも見えてくる、動きだしそうな植木鉢に植物を植え込み、躍動感あるユニークな作品。